歴史
長谷の高徳院にある鎌倉の大仏は、鎌倉幕府第三代執権・北条泰時の晩年に造られ始めたとされています。1252年に鋳造が始まり、完成後は鎌倉で唯一の国宝に指定されています。当初は金箔が全身に施され、大仏殿内に安置されていましたが、後に地震や津波で大仏殿が崩れ、露座の大仏になっています。
見どころ
鎌倉の大仏は、高さは台座を含めると13.35m、重量は約121tあります。大仏の内部には20円で入ることができ、大仏の内部から見る景色はとても迫力があります。屋外の大仏ということで、時間帯や季節、天候によって表情を変え、いつ訪れても新鮮な大仏を拝観することができます。境内には、大仏を詠んだ与謝野晶子の歌碑のほか、3基の文学碑も立っています。