樺島灯台は長崎野母崎半島の先端にある樺島の南端に立つ灯台です。建設当時は野母崎灯台と呼ばれていましたが、昭和28年7月から現在の樺島灯台の呼称に変わりました。表札は野母崎灯台となっています。
昭和6年起工、昭和7年第三等灯台として灯火されました。
初期の光源は、石油蒸発白熱灯でしたが昭和35年に商用電力が導入されて電灯光源に変わりました。
灯台は職員が常駐管理していましたが、昭和46年に無人化されています。
光達距離は約42.5km、地上~頂部までの高さは15.2m、水面~灯火までの高さは25.6mで、白色、円形、コンクリート造りの構造となっています。
灯台の隣には資料館があり、周辺は野母崎半島県立公園に指定されています。