慶応2年(1866年)に米・英・仏・蘭の4カ国と結ばれた江戸条約によって設置されました。
「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンによる設計です。
日本初の鉄道六角形の洋式灯台で、明治4年(1871年)本点灯しました。
原爆の爆風で傷んだため、昭和29年(1945年)に四角形の灯台に修復されましたが、その後平成15年に建設当初の六角形の灯台に復元されました。昭和46年に無人化。
伊王島灯台の光達距離は約38kmで、白色・塔形・コンクリート造、高さは地上~頂部11.5m、水面~灯火64.4mとなっています。