長崎県佐世保市木原町にある『臥牛窯・窯元ぎゃらりい』
は、九州の仁清と言われるほど優美な「現川焼」の幻の古陶
を先代が手がけ、苦心のうえ復元に成功。展示・販売をする
施設です。★長崎県無形文化財指定。
「現川焼」は元禄4年(1691年)矢上村(現在の長崎市現川
町)で田中宗悦によって開窯。ですがわずか50年で、寛保年
間(1741-1744)に廃窯になったと伝えられています。
300年程前に幻となった「現川焼」を苦心のうえ復元に成功
。施設内では、繊細な刷毛目が温かみのある赤土に映え魅力
的な作品を見ることが出来ます。また2625円のぐい呑みから
100万円を超える作品まで幅広く販売。特に釉薬の下に手書
きで仕上げられた白鷺はとても人気があります。