大分県臼杵市臼杵浜町にある『野上弥生子文学記念館』は、
日本の小説家《野上 弥生子(のがみ やえこ)》の生家の一
部を改装して記念館として創立した施設。
フンドーキン醤油の創業家に生まれた《野上 弥生子》は、1
4歳の時に上京。明治女学校に入学。夏目漱石門下の野上豊
一郎と結婚。その後作家デビュー後は、99歳で亡くなるまで
現役作家として活躍。
日本で初めて「ハイヂ」を翻訳、「海神丸」「真知子」「迷
路」「秀吉と利休」などの名作で、女性としては2番目に文
化勲章を受章。また法政大学女子高等学校名誉校長も務め、
「女性である前にまず人間であれ」の名言を残したことでも
知られ、臼杵市名誉市民の 第一号にも推薦されたことでも
知られる。
館内では遺品、著作など約200点を展示。また幼少時代の勉
強部屋も復元。野上弥生子の足跡を辿ることができます。