長野県長野市篠ノ井布施高田にある『驥山館(きざんかん)』
は、書道界に大きな足跡を残した偉大な書家《川村驥山》
の5才から87才までの書作品や遺愛品を多数展示している美
術館となります。
第2次世界大戦で疎開をしたのがきっかけで、晩年を篠ノ井
で過ごした《川村驥山》。わずか5歳で書いたという傑作《
大丈夫》や『酔いに任せて書いた《飲中八仙歌》、書道界で
は初めてという芸術院賞を獲得した《楷書酔古堂剣掃語》、
晩年の作品《八十叟自寿・平常心是道、金屏風六曲一双》』
など貴重な作品80点を展示。他にも《赤羽雲庭の作品70点、
小坂奇石の作品50点、現代書道作家の作品104点》を所蔵し
ている美術館となります。