『黒姫童話館』では、世界各国の童話や絵本、信州の昔話などを収蔵、展示し、「はてしない物語」「モモ」の作者ミヒャエル・エンデ、 松谷みよ子を中心とした国内外のおなじみの童話作家の人と作品を、子供も大人も親しみをもって学べるように紹介しています。
エンデは、自分の資料のほとんどを長野県の信濃町に寄贈しています。そのエンデの資料を常設展示する目的で開設されたのが、この黒姫童話館です。
黒姫童話館は主に3つの建物から構成されています。
1つ目は「黒姫童話館」。ミヒャエル・エンデの資料と松谷みよ子さんの作品が常に展示がされています。
2つ目の建物が「童話の森ギャラリー」。こちらは、いろいろな作家の作品を定期的に展示しているギャラリーです。かなり大きな建物です。
そして3つ目が、「いわさきちひろ黒姫山荘」。これは、いわさきちひろがアトリエとして利用していた山荘を移築したものです。いわさきちひろが利用していた描画道具などが飾られていて見ることができます。
また、 楽しいイベント、コンサートや講演などもお楽しみ頂けます。
童話のキャラクター商品を取り揃えたミュージアムショップや喫茶も充実しています。
黒姫の森と草原に囲まれた豊かな自然の中にあり、文学と芸術と自然が一体的に楽しめる空間づくりをすすめています。
童話館から望む風景も魅力で、春の山野草から秋のコスモスまで楽しめます。