歴史
語歌堂は横瀬町に佇む臨済宗南禅寺派の寺で、秩父三十四箇所の第五番札所。准胝観音を本尊に持ち、本間孫八によって建立されました。孫八は和歌の修行に励んでおり、ある日旅僧との対話を通じて和歌の奥義を悟り、それに因んで「語歌堂」と名付けられました。
見どころ
語歌堂の観音堂は7.2m四方の方形造りで、仁王門も併設されています。別当寺は長興寺で、本来の札所の形を保っています。境内には武甲山御嶽神社の花火が奉納され、歴史的なつながりが感じられます。ここでの静謐なひとときに、和歌の精神と歴史の息吹を感じてみてください。