旧上野村とドイツとの交流の歴史(#歴史参照)を背景として建設された、ドイツ文化をテーマとするテーマパークである。ライン川を見下ろす古城マルクスブルク城を模した博愛記念館を中心に、宿泊施設、子ども向け施設(キンダーハウス)、レストランなどがある。
2000年には沖縄における九州・沖縄サミット会議に出席したゲアハルト・シュレーダー前ドイツ首相も訪れるなど、日独の文化交流の拠点として知名度を上げてきている。
とくに重要な施設としては寄贈された2枚のベルリンの壁がある。壁は高さ4.3メートルのコンクリート製、西ベルリン側(正面)には大きな落書きがあり、底部は東ベルリン側がより長くL字形になっており、底を掘っての逃亡を困難としている。この壁は東ドイツ通商公社が共産軍基地内に保管していた、ベルリン分断の象徴となったブランデンブルク門前に設置されていた無傷の壁52個の中から選んだものである。