全国でも珍しい超現実・幻想美術館。物語のある美術館、怖くて不思議な美術館として開館12年の人気観光スポット。
入り口や建物には人の顔や写真や新聞の切り抜き広告などが隙間なく貼ってあり、
この建物の強烈なインパクトに入館を躊躇しそうになります。
この美術館は、主に垣花恵子(かきのはな けいこ)さんという芸術家の作品を集めた個人美術館です。
1998年、日本最南端の私設美術館としてオープンしました。
垣花さんは1959年沖縄県平良市(現宮古島市平良下里)に生まれ。
子供の頃から絵の好きな子どもでしたが、スチーブンス・ジョンソン症候群と結核を患い、
失明や命の危険に追い込まれながらも制作活動を続けたそうです。
他にも国内の幻想美術作家の作品が入れ替わりで展示されています。
垣花さんの作品は、一見すると気味の悪い、恐ろしい絵に見えますが、
見れば見るほど引きこまれてしまう不思議な魅力があります。