華林寺跡は霧島神宮の別当寺で、明治時代の廃仏毀釈で廃寺となりました。現在は僧侶の墓が点在するのみです。龍馬はここの支坊に一泊しています。霧島神宮旧参道である亀石坂の先にあります。霧島神宮より西方約500メートルの位置で華林寺跡と霧島川をはさんで対岸にあります。
明治の廃仏毀釈により徹底的に破壊され、現在は石垣や累代の住職の墓が点在し往時を偲ばせます。
江戸時代には「土地は山深く、水清く、天然の浄地で実に天下一品の霊場とし、西海第一の名刹」と言われたこの寺も、廃仏毀釈で破壊されてしまいましたが周辺にも寺跡があり、調査すればまだまだいろいろなものが出てきそうです。霧島神宮参拝の際には、是非訪れたい史跡です。