奄美大島の南西にゆったりと横たわる加計呂麻島は、大島海峡の紺碧の海をリアス式海岸で刻むリゾートアイランドです。ゆったりとした空気の中、とびっきりの透明度を誇るビーチや赤いデイゴの花が咲き乱れる並木道を散歩したり、木陰でのんびりと本を読んだりとリゾート気分が満喫できる島です。琉球を感じさせるメロディやお囃子もあり、この島が様々な文化の通り道だったことを感じさせてくれます。
エキゾチックさと素朴さとが相まった風情にはどこか懐かしさも漂います。熱帯魚が舞うように泳ぐ穏やかで温かい海は、マリンスポーツを楽しむにも格好の舞台です。
のどかで美しい島の片隅には、戦時中に設けられた弾薬庫跡や特攻艇震洋の格納壕跡などの戦跡も残され、戦争の傷跡をも静かに語りかけています。