あやめヶ原は厚岸から道道123号線を東に行ったところにあるチンベノ鼻と呼ばれる海に突き出た台地の上にあります。道道沿いの駐車場から歩いてダケカンバの林を通り抜けますと草原とその奥に太平洋が広がります。
5月~10月にかけて100種類以上の草花が咲き乱れますのでこの時期に訪れるのがおすすめです。特に6月下旬~7月上旬にかけて咲く30万株のヒオウギアヤメは素晴らしく、まるで紫の絨毯を敷き詰めたようになります。
原生花園の中には馬も放牧されており岬の先端に行くには馬が逃げないようにする扉をいくつも通り抜けなければならなく、いつも放牧されているわけではありませんが運が良ければ馬にも出会う事が可能です。こちらの岬には木製の展望台が3箇所用意されています。
いずれもとても眺めがよく太平洋と断崖絶壁の美しい景色を堪能でき北太平洋沿いでは随一の展望地と言っても過言ではありません。