ホロカヤントーは十勝川河口の南西方向の海岸沿いに長節湖と湧洞湖があり、生花苗沼と湖沼が並び、その次にあるのがホロカヤントーです。
こちらの名称ホロカヤントーですがアイヌ語で「後戻りして陸に上がる沼」という意味があります。周囲５ｋｍの海跡湖で、長節湖や湧洞湖、生花苗沼と同様に太平洋と細長い砂州で仕切られています。
ホロカヤントー直前の場所から右側の坂を登ると十勝ホロカヤントー竪穴群の復元住居があります。１０００年前の擦文時代の実物大の復元住居で、ここがオホーツク文化の太平洋沿岸における南限を示しています。
そこからさらに丘を登ると草原に多数の落とし穴のような穴が開いています。この付近は竪穴住居跡の群落で、草原の上に一辺５ｍ、深さ５０ｃｍ～１ｍ程度の無数の方形の竪穴住居跡の穴が並んでいます。
その穴を乗り越えて先に進むと高台の上に出ますと、目の前にホロカヤントーが広がっています。その奥に太平洋が一望できる展望スポットとなっており一見の価値があります。しかし、標識がありませんので場所を知っていなければたどり着くのが難しいでしょう。事前に下調べをしてから行く事をおすすめします。
ホロカヤントー内の見どころ
ホロカヤントーのイベント情報
