百人浜は庶野から襟裳岬までの太平洋岸の長い砂浜の海岸を百人浜といいます。こちらは太平洋岸には珍しく砂浜の海岸が広がっています。
しかしここは江戸時代に盛岡藩の大型御用船が難破し、砂浜に流れ着いた百余名の乗組員が飢えと寒さで息絶えた事から百人浜という名前が付いたという悲しい話があります。
百人浜には四階建ての木製の立派な百人浜の展望台があり、階段を上まで登ると、どこまでも続く百人浜とその向こうに襟裳岬、そして目の前に広がる太平洋、さらに反対側には悲恋沼やその向こうに日高山脈も見渡せます。
展望台はかなりの高さがあり、かつ視界を遮る物がなく360度の展望があり見晴らしが良いです。展望台の窓を開ける事ができるようになっていますので写真撮影も楽しめます。
この百人浜はかつては森林でしたが木材を燃料にするために伐採したところ植物が生えなくなり襟裳砂漠とまで呼ばれるようになりました。