チーズ専門工場発祥の地碑は安平町の南側のＪＲ室蘭本線遠浅駅の東５００ｍほどの場所にあります。
こちらの公園の脇にあるのがチーズ専門工場発祥の地碑です。１８７５年に函館の開拓庁勧業試験場において日本で初めて近代型のチーズを生産し、さらに１９００年には函館のトラピスト修道院においても民間での最初のチーズが生産されます。
１９３３年には北海道製酪販売組合連合会、後の雪印乳業が早来遠浅地区に日本初となる大規模なチーズ工場を建設し、それまで手作りだったチーズを本格的な生産体制で量産されるようになり、早来町（現安平町）は「チーズ専門工場発祥の地」と呼ばれるようになりました。
チーズ工場発祥の地としてチーズ作りを続ける有志が集まり、１９９０年にプロセスグループ夢民舎を立ち上げ、手作りのカマンベールチーズを作り続けています。石碑は「チーズ専門工場発祥の地」と書かれているわけではなく、定礎と書かれたどこの工場にでもある石碑の裏に１９３２年から１９８６年までのこの場所にあった工場の歴史が刻まれています。
チーズ専門工場発祥の地碑内の見どころ
チーズ専門工場発祥の地碑のイベント情報
