岬の湯しゃこたんは神威岬と積丹岬の間の海岸には夏場に海水浴客やキャンパーで賑わう野塚野営場があります。この野塚野営場の国道229号線を挟んだ丘の上に2002年に建設されたのが積丹町産業交流雇用対策推進施設、通称「岬の湯しゃこたん」です。
ただし野塚野営場の隣と言っても海岸から丘の上までは急な崖に隔てられており、まっすぐに崖を登る道がないので2km以上国道を遠回りする必要があり、これを知らないと道に迷って温泉にたどり着く事ができません。岬の湯しゃこたんの特徴は温泉が日本海を見下ろす高台の上にあり、露天風呂からの日本海の眺めが素晴らしいです。日本海だけでなく左側の遠くには神威岬や神威岩の姿も見ることができます。
囲いはほとんどないのだが崖まで少し距離があるので湯船に浸かりながら日本海を眺めることができる場所は限られます。それでも足だけ湯船に浸けた半身浴や立ち上がれば日本海を一望可能。夕方になると日本海に沈むまた海の反対側には積丹岳や余別岳を見る事もできます。