奈良県奈良市二条町にある『奈良文化財研究所(ならぶんかざいけんきゅうしょ)』は、平城宮跡が特別史跡に指定されたことをきっかけとして1952年に文化財保護委員会 (文化庁 ) の付属機関として創立。奈良の文化財、埋蔵文化財の研究及び、平城宮跡、藤原宮跡の発掘調査を手がける文化財を総合的に研究するための機関。★所長は松村恵司(元文化庁文化財鑑査官)。
施設の活動は南都と呼ばれる古都『奈良』の文化財だけでなく、保存・修復・整備に関する研究も積極的に力をいれており、国内外の機関との共同研究を数多く実施。多くの研究により得た成果は地方公共団体等の文化財調査担当職員や海外の研究者を対象とした研修・調査成果の公開・情報発信により公開。日本だけでなく海外にも注目されている研究施設となっている。