滋賀県甲賀市の信楽駅近くにある『信楽伝統産業会館 (こうかししがらきでんとうさんぎょうかいかん)』は、天平時代から近世の「信楽焼」を収蔵・展示する施設。
昭和49年(1974)に「伝統工芸品産業の振興に関する法律」が通産省により決定。「信楽焼」の価値が認められ昭和50年9月に伝統的工芸品として指定。それを機として国、県の援助をもとに同館が創立されることになった。
建物の外観・内装の壁・面床には信楽焼の特製タイルを使用。館内には、天平時代の焼物~近世の信楽焼を年代別にわかりやすく展示。また信楽焼の歴史がわかる資料室を併設。一日で信楽焼の歴史がわかるだけでなく、自然と素材に恵まれた信楽町の歴史や発展が理解できる展示内容となっている。