島根県出雲市平田町にある『出雲市立平田本陣記念館(いずもしりつひらたほんじんきねんかん)』は、享保20年(1735年)に建てられた本陣宿を移築、復元して開館。本木佐家が所蔵してきた書画などの美術品を収蔵展示。及び日本庭園がある施設。
旧平田市(現出雲市)に寄贈された屋敷の部材を使用して復元された本館は、かつて松江藩主が使った寝所も当時のまま。天袋のふすまに描かれた土佐派の土佐光芳作の鶉図など見所が多い。
また展示館では、本木佐家歴代所蔵美術品や美術工芸品を収蔵・展示。また「雄峯広場」では一般の人に貸し出しも可能。定期的にイベントが開催されている。
また本木佐家から完全移築された出雲流といわれる日本庭園も必見。多くの日本庭園の中でも美的に優れた日本を代表する庭園として評価が高い。