岡山県岡山市北区川入にある『旧犬養家住宅(きゅういぬかいけじゅうたく)』は、歴史に残る5.15事件で「話せばわかる」の言葉を残して青年将校の凶弾に倒れた昭和初期の総理大臣《犬養毅(いぬかい つよし)1855年6月4日(安政2年4月20日)~1932年(昭和7年)5月15日)》の生家。
犬養毅は護憲運動など主に活動。憲政の神様と呼ばれた歴史に名を残す人物。生屋は正徳年間(1711~1716)頃に建てられたと推定されており昭和51年(1976)に岡山県に寄贈された後、修復して一般公開。江戸時代中期の大庄屋の姿を伝える貴重な建造物として国指定重要文化財。宅地は県指定史跡に指定されている。
県南における近世民家の代表的な『旧犬養家住宅(きゅういぬかいけじゅうたく)』。多くの人が見学に訪れる人気スポットとなっている。