山口県萩市の1928年に国の天然記念物に指定された小湾「須佐湾」や1936年に「須佐高山の磁石石」として国の天然記念物になった標高532.8mの弧峰「高山」近くにある『須佐ホルンフェルス(すさほるんふぇるす)』は、地中の熱や圧力によって造り出された畳石と呼ばれる縞模様が見られる灰褐色と黒いストライプ模様が特徴的な高さ15mを誇る岩が見られる人気の景勝地。
ホルンフェルスの意味はドイツ語のHorn(角)とFelsen(崖、岩石)を掛け合わせたもの。岩は1400万年前という長い年月により斑れい岩マグマの熱によって再結晶化してできたもの。学術的にも大変貴重で珍しいことから日本の地質百選に選定。日本海の雄大な光景とあわさり山口を代表する景勝地となっている。