愛媛県今治市の湯ノ浦インターから降りてすぐの場所にある『伊予桜井漆器会館(いよさくらいしっきかいかん)』は、愛媛の伝統工芸品の一つ「桜井漆器」の展示販売・製造工程実演を行う施設。
輪島、山中、越前、会津、海南から招いた職人たちの技法をミックスした、5つのルーツがある珍しい桜井漆器は、文政11年に月原紋左ヱ門他7軒が漆器を製造していたと記録されている歴史が長い漆器。重箱の角を櫛型に組み合わせるのが特徴。
施設では職人が常に新たな技術や商品作りに挑戦。下地、研ぎ、上塗り、蒔絵、沈金といった伝統の職人技の見学をすることができる。また展示販売をしているのでお土産として購入可能。また見学後は
併設されている「喫茶花ぬり」で漆器のカップに入れられた味わい深いコーヒーを飲んで一息つくのも良いかもしれません。