山形県新庄市に建つ『旧矢作家住宅』は、主屋部分「寄棟、茅葺、梁行7.5m、桁行16.2」。中門は「」入母屋、茅葺、桁行5.3m、梁間5.7m」で構成。建物の中心には現代で言う居間となる「えんなか」を配置。山形県内でも古い形式を保っている18世紀中頃に建てられたと推定される貴重な歴史建築物。
建築物は19世紀初項に中門部分の建て替えや明治中項と大正初期に改造増築が見られていましたが古い形に復元。「えんなか」より床が高く天井が張られた「上のでん」、「下のでん」と呼ばれる寝室や、豪雪地帯の特徴が見られる敷地内に「融雪用の池」なども見られ、当時の人々の生活の知恵が伺える貴重な建築物として多くの人が見学に訪れる人気スポットとなっている。