山形県鶴岡市にある『出羽ノ雪酒造資料館(でわのゆきしゅぞうしりょうかん)』は、380年余、酒造りを生業として継承して来た醸造メーカー「渡會本店」が創立。酒造りに関する資料や美術品及び酒造の見学ができる企業博物館。
「渡會本店」の歴史はさかのぼること380年余。徳川家康が死去後、徳川秀忠が江戸幕府を治めた元和年間に中祖 新右衛門によって創業。庄内平野の良質米や赤川の清浄水など「天恵の地の利」を活かした数多くのお酒を世に出し、特に2012年に開催。「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」で最高金賞を受賞した「出羽ノ雪」は有名である。
施設内では、酒造りの貴重な資料や美術品を展示。また特色ある日本酒を味わえる「きき酒コーナー」を併設。日本酒好きな人はもちろんのこと初心者にもおすすめの施設となっている。