福井県大野市にある『大野市歴史博物館』は、昭和61年に「大野市歴史民俗資料館」として開館。(旧和泉村との合併により平成17年11月7日に現在の名称になる)。「大野市博物館」の施設のひとつとして、大野市の縄文時代~近代までの歴史資料を収集・保存・展示する施設。
館内には、大野市の歴史がわかる古代、中世、幕末までの資料を展示。特に土井家第7代藩主利忠以降の藩政史料を中心として、新出の資料や立山信仰との関連を示す中世の仏教「白山信仰」、江戸時代初期の絵師、岩佐又兵衛の絵画資料を展示。奥越の歴史と文化の性格についての認識を深める展示内容が特徴。
他にも幕末の藩政改革の際、藩が財政再建のために集めた物産を北海道などに運んでいた「大野丸」の10分の1スケールのレプリカを見ることができる。