埼玉県熊谷市本に位置する『片倉シルク記念館(かたくらしるくきねんかん)』は、製糸業121年におよぶ歴史を、末永く保存継承を目的として開館。操業当時に使われていた製糸機械の展示及び、繭から生糸になるまでの過程を紹介する施設。
建物は、片倉工業(株)最後の製糸工場であった熊谷工場の繭倉庫を利用。繰糸場や繭倉庫等の主要建物がほぼ創業当初の状態で良好に保存されていることが評価され、経済産業省より平成19年近代化産業遺産に認定。また「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産に正式登録されています。
施設内には、操業当時に使われていた製糸機械や貴重な資料を展示。繭から生糸になるまでの製造工程を決められたコースことにより詳しく理解できる展示内容となっています。