群馬県利根郡みなかみ町にある『みなかみ町月夜野郷土歴史資料館』は、昭和57年(1982)に「月夜野町郷土歴史資料館」として開館。平成17年(2005)から、今現在の名称に変更。国指定史跡指定された矢瀬遺跡からの出土品及び、古代~現代までの、地域の考古・歴史・民俗資料を収集・保存・展示する施設。
館内には、旧石器時代の大型石斧、縄文時代の土器、古墳時代と各時代に分類してわかりやすく紹介。展示品は、国指定史跡矢瀬遺跡からの出土品を中心として、月夜野地区の梨の木平遺跡から発掘された土器や、弥生時代の装身具、古墳時代の埴輪、装身具など、希少価値が高く、他の施設では見られないものを多く展示。また江戸〜昭和期の生活がわかる郷土の歴史を語る農民の生活道具を見ることができる。