群馬県桐生市黒保根町に位置する『桐生市黒保根歴史民俗資料館(きりゅうしくろほねれきしみんぞくしりょうかん)』は、平成元年(1989)に開館。旧黒保根村の歴史・民俗資料を収集・保存・展示する施設。
建物の敷地は、明治4年の戸長役場時代~平成17年の合併に至るまで村役場が存在した場所。黒保根村の歴史はここで発展したと言っても過言ではなく、その場所に「町の歴史、人々の暮らし、文化」を伝える施設ができたことは、地域の人の願いからに違いありません。
館内には、黒保根地区の人々に受け継がれてきた縄文時代の土器、江戸時代の文献や、農機具、ひな人形、からくり人形などの生活用具など、歴史資料1万5000点及び、民俗資料3000点を所蔵・展示。また併設されている「民俗資料室」では、地域の文化や人々の暮らしをわかりやすく紹介しています。