群馬県伊勢崎市の本町通りの南側に建つ『いせさき明治館』は、明治45年(1912)に伊勢崎藩の藩医等を務めていた今村家が今村医院として建てた県内最古の木造洋風医院建築物。
建物は、今村家の末裔が伊勢崎を転出後、伊勢崎保健所として利用。その後昭和22年に三光町で内科医院を開業していた黒羽根氏が購入。黒羽根内科医院として約40年間診療所として利用。平成14年に伊勢崎市に寄贈され平成14年(2002年)9月に今現在の位置に移築。市民の公募により「いせさき明治館」と名付けられ保存・公開しています。
建物外観は、伊勢崎を代表する明治時代の和洋折衷の木造洋風建築物、伊勢崎市指定重要文化財に指定されており一般市民に公開しています。