歴史
巣鴨の高岩寺は通称「とげぬき地蔵尊」で有名であり、曹洞宗のお寺です。江戸時代に檀徒の夢に現れた地蔵尊から伝授された「霊印」を本尊とし、300年ほど前に起きた奇跡が寺の名前の由来。女性が針を誤飲した際、地蔵尊の御影を飲ませたところ、針が出てきたという伝説が広まりました。
見どころ
高岩寺は巣鴨駅から近く、年に何百万人もの参拝者が訪れます。境内には「洗い観音」像もあり、水を掛けて清める習慣があります。本堂は国の有形文化財指定で、隣の信徒会館では仏像彫刻作品や被災地復興を祈る伝統こけしを展示しています。