底筒男命、中筒男命、表筒男命の住吉三神と、神田宗次を祀っています。三韓征伐に際して航海の安全を住吉三神に祈願した神功皇后が、帰朝後に松浦の浜に宝鏡を祀ったのに起源をもつといわれている唐津神社は、神田宗次が「唐津大明神」の称号を賜って、天平勝宝7年(755年)創建。文治2年(1186年)、神田広が社殿を建立、慶長11年(1606年)、唐津城初代藩主寺沢志摩守広高によって再建され、唐津藩主の祈願所とされました。明治6年(1873年)唐津神社に改称されました。神社では毎年、秋季例大祭「唐津くんち」が開催されています。「唐津くんちの曳山行事」は昭和55年、国の重要無形民族文化財に指定されています。