歴史
青井阿蘇神社は、熊本県人吉市上青井町にある神社で、「青井さん」と親しまれています。創建は大同元年(806)とされ、相良長毎によって慶長15年~18年(1610~1613)に現在の社殿が造営されました。建造物の国宝指定は九州で55年ぶり5ヶ所目で、県内で最南端の国宝建築物として、球磨地方の代表的な建造物とされています。
見どころ
青井阿蘇神社は、茅葺の社寺建造物として初めての国宝指定であり、慶長時代の造営で全国的にも珍しい連続した社殿群です。かやぶき屋根や桃山様式の装飾、雲龍の彫刻など見どころ満載で、拝殿横の神供所の配置は球磨地方の社寺建築の規範となっています。青井阿蘇神社は、歴史と美しい建造物で訪れる人々を魅了しています。