島全体をリュウキュウチク(大名竹)に覆われている島です。
リュウキュウチクの竹林の中では、ハルザキヤツシロランをはじめとするラン科植物数種の生息が確認されています。そのなかでもトカラヤツシロランは2002年に、タケシマヤツシロランは2013年に発見された新種で、いずれも竹島のみに生息している固有種で貴重です。
竹島は起伏の少ない平坦な島です。黒土の畑のほとんどには牧草が植えられ、緩やかな丘陵地に広がる一面の放牧場には、黒牛がのどかに草を食んでいます。海岸のほとんどが絶壁で、島を囲む海は透明度の高いマリンブルー。
のぞき込むと極彩色の熱帯魚が群れ泳ぐ姿が見られ、釣りはもちろんのこと絶好のダイビングスポットが広がります。