生産高日本一のシェアを誇る下駄の産地、広島県福山市松永町に建つ『福山市松永はきもの資料館』は、松永地域の産業を支えてきた「下駄・い草・塩の生産関連の資料」を収蔵・展示する施設。★愛称は「あしあとスクエア」。
施設の前身は松永下駄産業100年を記念して1978年10月に日本で唯一のはきもの専門の博物館としてオープンした「日本はきもの博物館」。2013年に閉館しましたが郷土の文化財や史料が多く、引き継ぐ必要があるという判断や多くの人の希望により資料を受け継ぎリニューアルオープンした経緯がある。
館内には日本だけでなく世界の珍しい履物を約1万3000点と、昔懐かしい玩具約1万8000点を収蔵・展示。展示する履物は国重要有形民俗文化財のはきものからオリンピック選手が愛用したシューズなども・・。履物を通して地域の魅力や歴史がわかる施設となっている。