かつて塩田の町であった広島県福山市松永町にある『松永下駄工房(まつながげたこうぼう)』は、日本最古の履き物として伝えられている「下駄」の製造・販売する施設。
「下駄」の誕生は古くは室町時代の文献にも残されており塩を煮つめる薪材を利用することがきっかけとか・・、他にも様々な説が残っている。松永の「下駄」の製造を始めたのは明治11年頃。港に積んである材木のアブラギを中心として製造。大衆向けの下駄として全国に普及。一時は年間5千万を製造。全国シェア1位を獲得していた時もある。
ここ最近、日本古来の履物様式の良さが最近見直されつつあり人気が復活。高齢の人だけでなく若者も購入する人も多い。種類も豊富で価格もリーズナブル。是非お近くに来られたら立ち寄って欲しい人気の施設となっている。