歴史
蟹仙洞は山形県上山市矢来に位置する美術館で、長谷川謙三氏が趣味で収集した美術工芸品のコレクションを展示しています。長谷川氏は製糸業を経営しており、日本刀や中国の明・清時代の漆工芸品など約4,000点を収蔵しています。
見どころ
展示物の中心は、中国の明・清時代の漆工芸品や日本の優れた刀剣です。また、土蔵の展示館と付属施設には大正時代の木造建築があり、17世紀から18世紀の明・清時代の漆工芸品や日本刀の他、鍔(つば)、小柄(こづか)、笄(こうがい)などの小道具も展示されています。特に、堆朱などの漆工芸品の収集は優れています。