高知県高知市大川筋にある『大川筋武家屋敷資料館』は、平成8年(1996)に、土佐藩の武士、旧手嶋家住宅の長屋門と主屋を復元。同時期に資料館として開館した施設。
建物は、江戸時代の武家の建築様式を残し、高知市中心部で唯一、残した建築物として価値が高いことから、高知市有形文化財に指定。長屋門、主屋、井戸、畑で構成され、江戸時代からの面影を忠実に再現されている。
館内には、日常生活に使った家具や調度品を忠実に再現。接客用と日常用に空間を分けるための工夫の一つである「くぐり戸」も是非見て欲しいポイントのひとつ、また江戸時代頃の大川筋武家屋敷を復元させた模型や、建物に関連する貴重な資料を見ることができる。