高知市小津にある『寺田寅彦記念館』は、戦前の日本の「物
理学者、随筆家、俳人」であり、夏目漱石との親交が深く,
多くの随筆を残した「文学者」として、今でも根強い人気を
誇る《寺田 寅彦(てらだ とらひこ、1878年(明治11年)11
月28日 - 1935年(昭和10年)12月31日)》の4歳から19歳ま
で過ごした旧宅を復元した記念館。
旧寺田邸は、父《寺田利正》が明治13年頃購入したもの。第
二次大戦の空襲で、はなれの勉強部屋を除いて焼失。その後
「復元する会」により「家相図」を基本資料として、寺田家
、および居住された方々の記憶や古写真などをもとに図引き
し「茶室、主屋」を再建。昭和59年開館しました。★高知市
史跡に指定。
記念館では、「一絃琴の演奏、お茶会・読書会」など,大人
の趣を大切にした集いの場として、地域の人に活用されてい
ます。