山形県東根市にある『東根市東の杜資料館(ひがしねしひがしのもりしりょうかん)』は、昭和63年(1988)に開館。東根市の考古・歴史・民俗資料を収集・保存・展示する施設。
美しい木々に囲まれた施設建物は銘酒「東養老」として知られる明治21年より酒造業を営んだ横尾酒造店の酒蔵を市が同家の好意により借りたもの。(建物・土地の全てが平成23年に市に寄贈)。
館内には、縄文期から近代までの東根の歴史がわかる考古資料・民俗資料約1000点を収蔵・展示。また明治~昭和30年代の生活用具や農具や、紅花の栽培や出荷の様子を描いた紅花絵巻を見ることができる。
他にもピアノを常設した多目的ホールは一般の人に貸し出しも可能。芸術文化の展示・発表、練習会場として多く利用されている地域文化の拠点としての役割をもつ施設となっている。