山形県村山市にある『最上徳内記念館(もがみとくないきねんかん)』は、「18世紀における最も卓越した日本の探検家」と賞賛された北方探検家(最上 徳内(もがみ とくない、宝暦4年(1754年) - 天保7年9月5日(1836年10月14日))業績を示す資料を収蔵・展示する施設。
最上 徳内は、幕府の蝦夷地検分隊の一員として蝦夷地(北海道)に初めて訪れたのち9回の散策により地図や書物に残した。また北方諸島に足を踏み入れ、アイヌ民俗やロシア人たちと親交を結んだ歴史に名を残す江戸時代中後期の探検家である。
館内では、書物・測量器・北方の地図・択捉島に建立した標柱など探検家として高い評価を受けた最上 徳内の業績に関連する資料を展示している。