富山県中新川郡立山町の標高2,405mに位置する『ミドリガ池』は、立山室堂周辺にある火口湖群の中の1つ。
名前の名称の由来はかつて修行者が池の水で身を清めたことから「水取りが池」や、緑色をした湖水から「緑池」「碧池」と呼ばれはっきりとした由来は明らかではない。
池の深さは約1.6mと浅く、面積約30,000平方メートル、深さ15m、周囲631mの室堂で最大・最深の池「みくりが池」と比べると透明度が非常に高く残雪や紅葉の頃には立山の姿のくっきりとした光景を望むことができる。また周辺ではイワイチョウやヨツバシオガマなどの湿生植物、高山植物を多く見ることができる。
その他、周囲にはリンドウ池や血の池などの火口湖が点在。遊歩道もあるのでゆっくり散策するのに適した人気スポットとなっている。