富山県高岡市美幸町にある『高岡銅器展示館(たかおかどうきてんじかん)』は400年の歴史をもつ伝統工芸「高岡銅器」の見学・販売をする施設。
「高岡銅器」は金属を熔解して鋳型に流し込む鋳造技術に加え、彫金着色等の手仕事の加工技術を率いた伝統工芸。400余年前、二代目加賀藩主、前田利長公が城下の繁栄をはかる産業政策の一環として鋳物工場を開設した事がはじまり。昭和50年には、日本で最初に国の伝統的工芸品産地に指定。高岡銅器の美術的価値が全国に知られるきっかけとなった。
施設内にはブロンズ像、置物、花瓶、香炉、仏具など、さまざまな銅器製品が展示・販売。また修理の受付も可能。「高岡銅器」の魅力が伝わる施設となっている。