歴史
陣馬の滝は、源頼朝が1193年に富士の巻狩りの途中、滝の近くに陣を敷いたことから「陣馬の滝」と名付けられました。夜になり、滝壷から響く不思議な音に導かれた頼朝が探索したところ、太鼓の胴のような石が発見され、「太鼓石」と名づけられました。
見どころ
陣馬の滝は、富士山の西側、白糸の滝の北側に位置しています。落差は小さいものの、幅が広く、周囲の岩からも絶え間なく水が湧き出しているため、見応えがあります。毎年8月下旬には「陣馬の滝まつり」が開催され、地元有志が集い賑わいを見せます。源頼朝の逸話に触れながら、滝の神秘的な雰囲気を楽しむことができます。