静岡県伊豆市湯ヶ島の天城の豊かな原生林を生かした自然休養林「昭和の森」一角の道の駅「天城越え」内に建てられた『昭和の森会館(しょうわのもりかいかん)』は、森林博物館と伊豆近代文学博物館で構成される施設。
天城峠一帯の1.600ヘクタールの国有林地内に建てられた施設の「森林博物館」では、天城に生息する植物や動物といった自然をパネルやビデオでわかりやすく紹介。「文学博物館」では川端康成、井上靖、梶井基次郎など伊豆にゆかりのある文学者の貴重な生原稿・初版本・写真を展示。
また施設周辺の庭の一隅に井上靖の過ごした家を移築の公開や、施設周辺には、伊豆最大級のおよそ1haの山の斜面に約1000本ものもみじが群生。紅葉が美しいスポットとして人気がある。