黒島は鹿児島本土から出撃した特攻機は沖縄への途上、黒島を通過し特攻隊員は黒島上空で最後に開聞岳を振り返り内地と決別したと言われています。
また、黒島には4機の飛行機が不時着しました。特攻隊員と黒島の島民の間にはさまざまな物語が生まれました。黒島平和公園の公園内には、太平洋戦争中に黒島に不時着した特攻隊員・江名武彦さんが、戦友と慰霊と平和への祈りを込めて建立した特攻平和観音像や、平和の鐘があります。毎年5月には、慰霊祭が開かれています。
太平洋戦争中に大隅半島から特攻隊員として出撃し、黒島に不時着。島民の助けで生き延び、終戦までこの島で過ごした元特別攻撃隊員の方が建立した像があります。太平洋戦争の悲惨さを感じる場所です。