歴史
氷室神社は、奈良時代、吉城川上流の春日奥山に氷室(氷の貯蔵庫)が築かれ、氷の神を祀る始まりとされています。その後、現在の場所に移築され、江戸時代に社殿が建てられました。氷業者の信仰が厚く、毎年5月1日には献氷祭が行われ、神前に高さ1mの氷柱が奉納されます。
見どころ
氷室神社は奈良県のかき氷ブームの発信地としても知られ、観光名所となっています。特に5月1日の「献氷祭」は大きな行事で、タイやコイを封じ込めた氷柱が神前に供えられ、舞楽の奉納も行われます。桜の名所としても有名で、春にはしだれ桜が境内を彩り多くの人が訪れます。