島根県松江市奥谷町にある『小泉八雲記念館』は、2007年
6月27日に開館。1年3カ月を松江で過ごし、明治の文豪で
ある《小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)》に関する収蔵
品を展示する記念館。
昭和8年(1933年)に建設された建物は、八雲にゆかりあ
る人や愛弟子たちの募金活動によって集められた寄付金で
、ドイツのワイマールにあるゲーテ記念館を模した洋風建
築でしたが、今現在の建物は、昭和59年に改築された2代
目。木造平屋建て和風造りの建物となっています。
館内には、《小泉八雲》の「初版本、直筆原稿、書簡、八
雲が愛用していた遺品」など、貴重な収蔵品を1,000点以
上収蔵。そのうち200点を展示。ギリシャ生まれの八雲が
、なぜ日本にやって来たのか、そして松江の地でどのよう
な生活をしたかなど、パネルや写真でわかりやすく紹介し
ています。