徳川家康の六男、松平忠輝公の居城として築城された高田城の跡に造られた公園で、新潟県の史跡に指定されています。
約50haもの広大な敷地に、復元された高田城三重櫓や総合博物館、高田図書館、小林古径記念美術館、小川未明文学館などの文化施設の他、、陸上競技場、野球場等のスポーツ施設等、多数の施設が集まっています。
外堀をめぐる遊歩道や噴水広場などがあり、散策にも適しています。
外堀にはハスが植えられており、見ごろは7月下旬から8月中旬頃で、毎年「上越はすまつり」を開催しています。
本丸南西隅の土塁上に構築された高田城三重櫓は、廃城後明治19年(1886年)頃取り壊され、平成5年に復元されました。1階~2階は展示室で、3階は展望室になっています。櫓の東側には50m程の塀も再建されています。
園内や周辺に約4,000本もの桜が植えられており、夜にはぼんぼりでライトアップされた桜が水面に映え、その美しい情景から日本三大夜桜の一つにも数えられています。また、日本さくら名所100選にも選ばれています。
桜の時期に行われる「高田城百万人観桜会」は市民のほか、各地から花見に訪れる人たちで賑わいます。