天城町の中心部である平土野から1.5kmほどのところにあります。こちらは切り立った断崖、波によって侵食された岩が続き、自然のすごさを実感することでしょう。
ガイドブックなどによく登場するメガネ岩は、古代の建築遺構といった趣です。
メガネの部分に目をやると、青い海と空を分ける水平線が真ん中あたりにきて、岩に砕ける白い波しぶきが見えます。そんな絶景がおさまることをあらかじめ想定して、メガネ状にえぐったといわんばかりです。
また、メガネ岩などが並ぶ断崖を海側から見上げれば、その迫力たるや圧巻! 高さ3~4メートルはある奇岩の断崖は、まるで生きもののようでもあり、青い海へ向かって豪快に並ぶ姿に感動すら覚えます。岩にくだける白波、風に舞う南国の光、浸食された洞穴に青い空がすっぽりとおさまっています。一見の価値がある場所ですから是非立ち寄ってみましょう。